小学校から中学校に進級しました。
残念なことに、子どもと仲のいい子がみんな別のクラスになってしまいました。
今思えばこのことも、ターニングポイントの一つかなと思う時もあります。
小学校から中学校に上がる際、クラス編成をする時に仲の良かった子ども同士が同じクラスにならないようにバラバラに分ける事は、新しくお友達ができる機会になるのでこれはこれでいいと思うのですが、中には適応するのにかなりのエネルギーを使う子もいる気がします。
これは、クラス編成の問題点の提起だと私個人は思っています。
というのも、新しい環境への適応能力はひとそれぞれで、スムーズに移行できる子どもと、中には慣れるのに時間を要する子どももいると思います。
この判断は、中学校に行けなくなる生徒の数にも多少なりとも影響を与えるとも思っています。
小学校の担任の先生による中学校への進級クラス編成に多少なり、ご配慮いただけると中学校生活をスムーズにスタートでき、学校生活を継続できる子ども増えると思います。
もちろん、その配慮があったから必ず学校に通えるのかというのはまた別なのですが….
それでも、要因(子どもにかかる負荷)が少し減ることで、新しい環境にストレスや抵抗感が減少することもあるのかなと思います。
この事も、「5年経って今思えば」ということで、仮にあの時に同じクラスに仲が良かった子がいたとしたら、子どもが学校に通えていたかという保証も全くないのですが、これから、小学校から中学校に上がる子ども達が新しい環境にスムーズに身を置くことができ、通いやすく過ごしやすい環境になるため、中学校入学の初めのクラス編成の時には、生徒は1枚の手札や1つの駒ではなく、先生が想像している以上にデリケートな子どもの性格や個性にご配慮いただけると子どもの未来が変わってくることもあるように思います。